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鍼灸施術といっても、様々な施術方法がありますし、狙っている効果もそれぞれあります。
そこで、痛いところに直接鍼灸を施す施術、中国で行われている鍼灸施術、そして日本で独自の発展を遂げた鍼灸施術についてお伝えしていきます。
一般的な鍼灸施術とは痛いところを中心に鍼灸施術を行っていきます。
痛いところに直接施術するとは、患者さんが「腰が痛い」という訴えがあれば、腰に直接鍼を刺し、お灸を腰に据ます。
また刺している鍼に電極をつけて電気を流したり、赤外線をあてて患部を直接温めるという方法を同時に行ったりもします。
筋肉に緊張が起こると、血管を圧迫し血流が悪化したり、神経が圧迫されると痺れが起きたり、緊張した筋肉が骨を引っ張り関節がズレたりします。
一般的な鍼灸施術では緊張を起こしている筋肉に直接鍼を刺したり、お灸を吸えることによりこの緊張した筋肉を緩めます。
緊張していた筋肉を緩めることにより、血管の圧迫を解き、神経の余計な刺激を軽減し、骨の引っ張りが軽減され骨が通常の位置に戻っていきます。
中医学とは中国を中心に発達した医学の一つです。アーユルベーダ(インド伝統医学)、ユナニ(ギリシャ・アラビア医学)と並び、三大伝統医学としてお互いに影響をし合っていたともいわれています。
中国で発展してきた医学ですが、その地域や時代により様々な手法や理論が研究・開発されてきました。しかし、中華人民共和国が成立して以降、その体系が整理統合され、Traditional Chinese medicine (TCM、伝統中国医学)として現在の形になっていきました。
近年では欧米でも代替補完療法の一つとして注目がされている医療の一つとなっています。
中国医学の最大の特徴は「病気をみるのではなく、病人をみる」といわれる独特な状態の把握の仕方にあります。
① 常に全身をみる。たとえ腰が痛くても、常に全身を把握した上で、収集した身体の情報を「証」という概念にまとめ、施術方針を決定します。
② 西洋医学では症状が出ている部分に対するアプローチが主流になりますが、中医学では人間が持っている自然治癒力を高めることにより病気を改善していきます。
③ 診断方法が「四診」と呼ばれる方法を用います。この「四診」とは
以上四つの診断方法のことです。
日本書紀によると允恭天皇3年(414年)に朝鮮半島から伝えられた。もしくは欽明天皇23年(562年)に中国大陸から伝えられたともいわれています。いずれにしてもかなり以前から、鍼灸は日本で用いられていたことが推測されています。
そんな鍼灸はその後も中国などの影響を受けながらも、独自の発展をみせていきます。
約1500年前に中国から伝わった鍼灸施術。その後、四季折々の土地に育った日本人のデリケートな体質や風土にあった施術技術や理論が発達・進化していきます。
江戸時代までに行われていた日本の鍼灸施術は、鍼は「氣」を動かす道具と捉えます。病気とはこの「氣」の過不足が体内に起こり引き起こされるもの。
その「氣」を身体の隅々まで滞りなく、偏りなく流れるようにすれば人間が本来持っている自然治癒力が発揮されるであろう。そのような視点で様々な鍼灸施術や理論が確立されていきました。
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